初めて見た寡黙で腕の良い仕立て屋さんの笑顔に学ぶ
小さな「心地よい」をコツコツ続けると
「私らしくキレイに輝く」が叶う
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きょうは
修理をたのんでいた
セーターを取りにいきました。
わきのほうが一か所
編み目が広がり穴になって
いたのを
(うちの猫さまのお爪が
ひっかかったのではないかと💦)
なおせるかどうか
聞いてみたら
「できる」というので
どのぐらいなおるのか
わからないけど
このままじゃ
穴ぼこが目立ちすぎて
着れなくなっちゃって
もったいな~い
ということで
預けてきたのでした。
お店にはいると
修理のおじさん
待ち構えていたように
できあがったセーターを
もってきて無言で
広げて見せてくれる。
無言だけど
「どうだ、見てみろよ」
といわんばかりの空気が漂ってくる。
おじさん本人も
穴を上手になおしすぎて
どこが穴だったか
わからなくなってしまい
指で触ってみつけた
その箇所を見せて
再び無言で
「どう?見てみな?」
という感じで私の顔を見る。
こんなにきれいになおるとは
思ってなかった私
「わぁ~すご~い!」
「こんなにきれいになおっちゃったの~?」
とおどろきと喜びの声しか出ませんでした
それを見て
おじさん、
「へっへへ」と
口がほころび声を出して笑う。
おじさんが笑った声も
こんな感じに誇らしげに
胸張って
子供みたいな嬉しそうな
顔をしているのも
はじめて。
トルコからの移民らしく見える
このおじさん
ほんとに腕がよいのだけれど
(おじさん自身もちゃんと自負してて、
「フン、
こんくらいできるのが、あたりめぇよ」
っていう感じでいつも寡黙で無表情)
笑った顔とか
楽しそうにおしゃべりしてるところとか
見たことなかったので
「いいもの見せてもらっちゃったな」
とすご~く
いい気分になりました☺
いやいや、それにしても
何分の一ミリ単位で
ぴったり正確にきれいに
手作業が出来るって
ほんとにスゴイ!
新しい品物を作るより
既製品の修理のほうが
難易度が高いし。
「ぴったり正確な作業ができた」
「小数点までぴったり計算があった」
仕事であれ家事であれ
これ系のものが得意で
うまくいったときに
ものすごい「心地よさ」を感じる人たちが
わたしの身の回りに結構いらっしゃいます。
すごい才能だと思うのですが
当人たちは、
たいしたことじゃない
「キレイの表現」とは縁がないもの
と思っておられる様子
でも
その「ぴったり正確で気持ちいい~!」
っていうその「心地よさ」を
日常で叶え続けてることって
その積み重ねが
誇りや自信に育って
「その人らしいキレイ」が
はために見えるかたちで
表現されているもの
と思うのですよね。
だから
それを意識的にやっていくと
もっと
「自分らしいキレイ」を
伸ばしていけるのじゃないか、
と。
このおじさんだって
無表情でしゃべらないからって
おしゃれな服を着てないからって
「自分らしいカッコいい」が
表現出来てないわけじゃない。
毎日
自分が「心地よくなる」を
針仕事、ミシン、アイロンで
叶え続けることで
自信や誇りが育って
おじさんの
「自分らしいカッコいい」
が、ちゃ~んと
はためにも表現されている。
のだと思うのです。
おじさんが、
「俺の男の美学はコレだ」
と自覚しているかどうかは
ちょっとアレなんですが。
「自分の心地よさ」
を行動で叶え続けてたら
「私らしいキレイ」は
きっともう叶っちゃってる。
それに気づけたら
もっと楽しくなるんじゃ
ないかな。
私は
ぴったり正確な手作業や
たくさんの数字の計算は
苦手
私が
「心地よく」得意なのは
誰かが
「ねぇねぇ、見て見て、
きいてきいて」
って
心を開いてくれること。
さぁ、私はどうやって
私の「心地よい」を
育てていこうかな。
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上の写真が穴を修理した左側
下は破損無しの右側
違いがわかりません!
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